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今すぐにできる会話をしやすくする方法
4選
いきなりですが補聴器を着けたからといって、「言葉が劇的に良く聞こえるようになる!!」とは限りません。ただ補聴器を着けることによって、間違いなく音は聞こえやすくなります。
ここで問題なのが補聴器の役割ときこえについての説明が不十分の場合、その結果として「雑音が煩わしいのに言葉がさっぱりわからない」といった悪い印象を与えてしまう事があります。
今回のお話は、あくまでも「補聴器は音を大きくしてくれる」という事を念頭に置いて、さらに聞こえやすくするための方法をお伝えしていこうと思います('ω')ノ
【目次】
①話しかけ方のコツ
②できるだけ・・・
③それ、実は逆効果かも?
④聴覚以外も活用を!
①話しかけ方のコツ
これは他の記事でもお伝えしていますが、「ゆっくり」「はっきり」と言葉を話すことが重要です。医療現場や介護施設で働いてる方を眺めていると、ゆっくりはっきりと話しかける姿をみることが多いです。これは、耳が聞こえにくい方への基本的な接し方として、スタッフさんが経験を経て身に着けたスキルなのかと思います。
一方で、聞こえにくい方の家族になるとどうでしょうか。補聴器販売店にご家族様が一緒に来店されることも多く、そのコミュニケーションにはある傾向があるように感じています。それは、早口で話しかけているということ。(もちろん全てのご家族様が早口というわけではなく、中にはゆっくりと話しかけたり、文字に書いたりと様々な手段でコミュニケーションをとられています。)
その要因の一つとして、今までのコミュニケーションの癖(今までなら会話ができていた話速)がなかなか抜けないという事が考えられます。頭では理解しているけど、ついつい早口になってしまう・・・これを変えていくことはなかなか難しい事と思いますので、当店では少しでも意識づけいただければという思いで、資料をお渡ししています。
↓実際の資料がこちら↓
ぼんやりとした画像を拡大してもぼんやりしているというのは、早口であったりもごもごとした言葉は補聴器で音を大きくしてもわかりにくいということをイメージしています。
では補聴器はなんのために使うのか?という疑問の答えの例としては「大きな声を出さなくても伝わりやすくなる」「本人が音を聞くことを楽しむ」「危険を察知しやすくなる」といった事が挙げられます。
今からでもできる事の最初に挙げましたが、継続して意識できるようになっていただければと思います(^^♪
②できるだけ・・・
日常生活でちょこっと意識することで、きこえやすくすなる方法と理由を以下に挙げます。
・相手に近づく→声の減衰と反響を抑える
・静かな環境で話す→周りの雑音は会話(言葉)に覆いかぶさってしまうと会話が難しくなる
・話者に注意を促す→言葉の始まりを正確に捉える事で、後に続く言葉がわかりやすくなる
実際の資料も見てみてください(^^♪
③それ、実は逆効果かも?
よくありがちといえばありがちな、耳元に大きな声で話しかけるという行為ですが補聴器を着けている方では特に声が響いてわかりにくくなっている可能性があります。また、大きな声が補聴器によりさらに大きくなることで聴力が少しずつ悪くなってしまうという可能性も考えられます。
補聴器を着けていない方でも、音が響きやすいという場合もありますので耳元での大声というのは十分に注意が必要な行為といえますね( ;∀;)
今一度、話しかけ方について振り返ってみてください!!!
④聴覚以外も活用を!
マスクを常用する今の時代ではなかなか難しいですが、口元を見てもらうという事は非常に効果的です。聞こえた言葉が2択ぐらいまで絞れたとして、口元を見ることで最後の1択まで絞れるという事は少なくありません。聞き間違えた言葉は口元を見せることで、(ある程度)正確に受け取ってもらうことができるという事を頭に置いておくと損は無いと思います( `ー´)ノ
また、口元だけではなく、ジェスチャーや文字で提示するという事も効果的なので、そこにある手段を存分に活かすという意識を普段から養って頂ければ嬉しく思います♪
以上が今すぐにできるできるきこえを改善するコツでした!
当店ご利用の方には、資料を印刷しお渡ししております(^^)/
また、その他にご不明な点等ありましたら、お気軽にお問合せか補聴器オンライン相談をご利用ください(^_-)-☆
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