補聴器の形状について

耳穴型・耳掛け型・ポケット型

 補聴器を使っていこうかな?と考えた時に、お店へ出向き「予算」や「形状」など様々なことをお店のスタッフさんと決めていくことになります。

 今回の記事はその中でも「形状」を決める際に少しでも参考になればと思います('ω')ノ


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目次①形状とは?
②マスクの邪魔にならない耳穴型
③様々な機能が付いている耳掛け型
④着脱が簡単なポケット型


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①形状とは?

 補聴器の形状は大きく分けると3つになります。今回はその3つの形状についてのお話になります。その3つとは、【耳あな型】【耳掛け型】【ポケット型】 に分けられます。(その他には【メガネ型】や【埋め込み型】があります。)

②マスクの邪魔にならない
耳穴型


  

 マスク着用が必須となった現在では、耳に掛けるのではなく耳穴に入れるだけの耳あな型補聴器も人気です。というのも、眼鏡やマスクを耳に掛け、さらにそこに補聴器を掛けるとどうしても耳の上部が渋滞してしまいます。そこで、「耳あな型補聴器」の出番です。マスクやメガネの着脱の際に、邪魔にならないという長所があります。

 よく、「耳から落ちそうで心配です」というお話を聞きます。この耳あな型補聴器は使う人の耳型を採り、それを元に補聴器の形を作ることができます。耳にピッタリはまっている補聴器は、ちょっとやそっとの事で落ちたりしないので安心してください(^^)/ (上手く装着できていない場合、落下の危険性があります。)

③様々な機能が付いている
耳掛け型


 


 耳掛け型補聴器には、昔からよく見る形の通常の耳掛け型(イラスト手前左側)と、レシーバーが外部に出てきたRICタイプ(イラスト手前右側)があります。(ちなみに、真ん中の黒いイラストは充電タイプの補聴器の充電器です。)

 【色々な機能が付いている】とありますが、例えばスマートホンと繋げたり、両耳の補聴器同士が通信する事でよりきこえやすくしてくれたりといったものがあり、実際に使ってみて体験いただければと思います。ある人にとっては必要な機能も、他の人には不要な機能の場合もありますので「どんな機能があるのか」を十分に吟味して選択することをお勧めします('ω')ノ

④着脱が簡単なポケット型





 最後は、胸ポケットに補聴器の本体を入れ、コードでつながったイヤホンを耳につけるタイプのポケット型補聴器です。つけ外しが簡単にできたり、補聴器本体を相手の口元に近づけると聞こえやすくなったりといった長所があります。

 残念ながら出荷台数が減少傾向にあり、取り扱いメーカーが少なくなっているのが現状です。しかし、この形を必要とする方もまだまだいらっしゃいますので、メーカーさんには頑張って取り扱ってくださいとお願いしたいと思います( ;∀;)




以上が補聴器の形状についてのお話でした。ここに書いた内容はほんの一部で、それぞれの補聴器にはもっといろんな長所があります。それと同時に短所も出てくるのは避けられない事実ですが、長所と短所のバランスを考えた上で、自分にはどの形が合うかな~と考えてみてください(^^)/


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2022/2/7

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