【大規模アンケート(JapanTrak2022)】
難聴者率、補聴器普及率
各国との比較

どうも!!!
長洲ヒアリングの宮田です!!!

 今回は、補聴器に関する大規模アンケート(Japantrak2022 補聴器工業会)のまとめ第三弾となります。内容としては、各国との比較になりますので、日本と諸外国を比較したデータをまとめてみました!補聴器について、日本は諸外国とどのように異なるのでしょうか!

 過去記事はこちら⇓ 

  • 【目次】

 
 
 
 

①各国の難聴者率

 まずは、各国と日本の難聴者率をみてみましょう。(以下、全てを挙げると見にくくなるので、上位下位3国と日本を挙げます。詳しくは、添付画像を参照ください。)
 
ポーランド   15%
イタリア    12.5%
オーストラリア 11.8%

日本      10.0%
スイス     8.0%
韓国      5.9%
中国      5.8%

 
 国に関わらず、人口のおおよそ10%前後に難聴が生じていることがわかります。日本はその中でも丁度真ん中あたりで、約1億人の人口とすると、1000万人が難聴者と推測できますね。
 
 10人に1人が難聴者と考えると、結構多いような気もしますが、これからさらに高齢化社会がすすんでいくと、この比率もますます多くなるかもしれません。
 
 難聴の予防策や、補聴器などの難聴への対応策などが、もっと広がるよう頑張っていきたいと思います。

 
 
 
 

②各国の補聴器普及率

 次に、補聴器の普及率をみていきましょう。
 
デンマーク   55%
イギリス    53%
ノルウェー   49%
ポーランド   21%

日本      15%
中国      10%
 
 普及率には、国によっての差がみられます。デンマークでは55%、中国では10%、そして日本は15%と低く、人口を1億人とすると難聴者が1000万人、そしてその中で補聴器を所有する方は150万人ということになります。残りの850万人の方たちはどのように難聴に対処しているのでしょうか。
 
 この普及率には、いくつかの要因が考えられます。例えば、補聴器の購入に関わる補助制度、日本では、聴覚障害者手帳を取得されている場合に、補聴器が支給される制度や、市町村によって設けられている制度があります。しかし、いずれにしても、補聴器の金額からみると、そこまで大きな補助ではないといえます。とくに聴覚障害者手帳に該当する基準は厳しく、ある程度聞こえにくくても該当しないケースが散見されます。
 
 金額だけが、普及率の低い要因ではありませんが、簡単に購入できる金額ではないことは確かです。
 
 聴覚障害者手帳の基準が低くなること、補助制度がもっと充実すること、補聴器の金額がもう少し安くなること、これらを実現するためには、難聴の理解や補聴器の重要性、そして補聴器の効果を多くの方に感じていただけるような提供体制が必要かと感じます。
 
 補聴器はどこで買っても同じでは無く、お店選びやスタッフ選びが大切です。長洲ヒアリングは、信頼のおける店舗で補聴器を購入することをお勧めします。
 
 次回は各国の比較の続き(満足度、両耳装用)になります。
 
 最後までお読みいただきありがとうございました!

2023/7/8

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