④ことばのききとり検査

大きな声ほどききとりは良くなる?

どうも!!!
ナガスヒアリングのみやたです!!!
「ちょうしゅう」では「ながす」です!!!ぜひ覚えて帰ってください!!!
 では、さっそく前回の続きにはいっていこうと思います(。-∀-)
 さて、「最高語音明瞭度」というワードが前回の記事「③ことばのききとり検査」で出てきました。おさらいですが、これは「言葉の聞き取り検査における一番良い正答率」を指します。そしてその「一番良い正答率に加えて、その正答率をとれる音の大きさ」がとても重要になるというお話となっていました。

 そして今回は、「音を大きくすればするほど聞き取りが良くなる訳ではない」という事について説明していこうと思います。

 添付画像には、「元気ですか?」という声が大きすぎるために、なんと言われたか聞き取れていないという状況を、視覚的にわかりやすくまとめています。良かったら、保存していただいても大丈夫です!

さて、では本題に入りますが、大きすぎる音は逆にききとりが悪くなる可能性があるという事は実はあまり知られていないと考えられます。一般的に、「聞こえにくいなら補聴器で音を大きくすればいい」「大きな声で耳元に話しかけたら伝わるでしょう」といったイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか?
 この記事を読まれている方は、今日から「音が大きいだけじゃダメなのか!」と肝に銘じておくと良いかもしれませんね!

 では、なぜ大きすぎる音は逆に聞き取りが悪くなる可能性があるのか。理由は、
「難聴になると、聞こえはじめる音の大きさから、うるさく感じる音の大きさまでの距離が短くなる」
からです。これは文字だけで説明するのが少し難しいので「ダイナミックレンジ」という言葉だけでも今回は覚えていただければ嬉しいです。ダイナミックレンジについても詳しく説明している記事(下記)がありますので、そちらをご覧ください。
【難聴とダイナミックレンジ】

 ちなみに(聞こえはじめる音の大きさと比べると)人がうるさくて不快と感じる音の大きさは、健聴だろうが難聴だろうが大体同じぐらいだそうです。

 では「ききとりを良くするために大事な事」という内容を次回にお伝えします!!!

今回も最後まで見て頂き、ありがとうございました♪

2020/5/20

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