言葉を聞き取りやすくするコツ

 皆さんいつもみていただきありがとうございます!!長洲ヒアリング代表の言語聴覚士・認定補聴器技能者を保持するみやたです( `ー´)ノ(いつもより丁寧に自己紹介してみました笑)




 今日は、「聞き取りやすい工夫」というテーマで、聞こえにくい方へ接するサポーターへのお話となります!




【目次】
①話し掛け方に一工夫を
②耳だけでなく視覚も活用
③言い換え表現も重要

①話しかけ方に一工夫を

 結論からいいますと、「ゆっくり・はっきり・簡潔に」の3本柱を話しかける際に意識する事です('ω')ノ

 特に家族の方が少しずつ聞こえにくくなるケース(多くが加齢に伴う難聴)では、「昔からの話しかけ方がなかなか抜けない」傾向があります。例えば、隣の部屋から話しかけたり、家事をしている最中での会話などでは、昔なら会話が成り立っていたのにきこえが少しずつ悪くなっていくにつれ会話も成り立ちにくくなっていくというケースです。また、高齢のご夫婦では、声を出す機能が弱くなることで言葉が不明瞭になり聞き取りづらくなるといったケースも考えられます。

 「だらだらと早口言葉で不明瞭な話掛け方」については、きこえにくさの有無にかかわらず聞き取りにくいという経験は多くの方に当てはまるのではないでしょうか( ;∀;)

しかし、ゆっくりすぎるスピードについては、聞き取りやすさは半減してしまいます。
 言葉の形は崩さない程度にゆっくりと、という事を意識してみてください。  

②耳だけでなく視覚も活用

 「百聞は一見にしかず」という言葉があるように?(一般的に)人は視覚に最も頼っていると言われています。補聴器を扱う者としては、「なんとしてでも補聴器だけでコミュニケーションを改善させたい」と思えるように努力はしていますが、実際にはなかなか難しいところ・・・
言葉の聞き取りは耳だけではなく、口の形やジェスチャーで補足していくと伝わりやすくなります!

 しかし、視覚を活用する中で一番効果的な口形を見せる事が、今はマスク時代ということもありなかなか見せづらい・・・

さらにマスクやアクリル板によって、言葉のパワーも弱くなり伝わりにくい・・・

本当に、大変な時代ですね( ;∀;)



 幸いにも、スマホやタブレットなどの機械類が豊富に揃っている現代では、筆談用のメモアプリや話し言葉を文字にしてくれるというアプリがありますのでそちらを有効に活用していくことが可能となってきています。
 また、手書き文字をボタン1つ押すだけで消すことができるブギーボードと呼ばれるものも発売されています。

 色々な手段がある中で、どのアプリや製品が自分に合っているかを考え使用してみてください(^^♪

③言い換え表現も重要

 最後は、言い換えについてになります。例えば「りんご」を知らない人に伝えるときは「赤くて丸い」や「甘い果物」といった言葉で補足しますよね。このような言い換えは、聞こえにくい方に対しても有効で「きこえにくい言葉」は何度繰り返しても「きこえにくい言葉」だからです。

 「寿司」という言葉は、そのパワーも弱く高い音が聞こえにくい方には難しい言葉です。その言葉の初めに母音をトッピングし「お寿司」と言ったり、寿司ネタなども補足することで「寿司の話」をしていますという事が伝わると思います。ここに寿司を握るジェスチャーを加えると尚良しです(^_-)-☆

 この言い換えは、いきなりできるようになるのは難しいので、日ごろから色々な表現方法を意識すると良いかもしれませんね♪


 今日のまとめ画像を置いておきます(^^♪


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2022/2/26

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