言語聴覚士とは?
言語聴覚士ってどんな資格?
このページでは、言語聴覚士という資格、そしてその資格が補聴器とどのように関係するのかをお伝えします。
資格についてより詳しく知りたい方は、厚生労働省のHPにある「言語聴覚士国家試験の施行」をご覧ください。
言語聴覚士は、理学療法士や作業療法士のようなリハビリの分野で多く働かれています。内容としては、「嚥下障害」や「失語症」といったことを専門とする言語聴覚士が大半を占めており、私のような聴覚を専門として働く言語聴覚士の割合は全体の割合からみると非常に少ない(1割程度)のが現状です。
では少しだけ、私の経験談をお話します!
長洲ヒアリングの代表は、大学を卒業後に言語聴覚士の資格が取得できる専門学校へ入学しました。言語聴覚士国家試験の受験資格を得るまでの年数は、学校により異なりますので下記に簡単にまとめていきます。
高卒
3~4年制
大卒
2~4年制
卒業までの年数が長いほど、時間に余裕があると感じていましたが、私は2年で卒業できる専門学校を選びました。理由は、単純ですが大学卒業後だったので、少しでも早く社会人として働きたいと思っていたからです。ちなみに、専門学校の同級生は皆さん年上で、社会人を経験してから言語聴覚士になるために専門学校へ入学されていました。学校生活をする中で、同級生だけど人生の先輩方から色々な話を聞くことができたので、とても勉強になったと感じます。
そして、以下は私が経験した専門学生生活全体の様子になります。
- 1年生・平日はほぼ毎日、9時から18時まで授業
・勉強内容は、解剖学や生理学などの基礎分野から失語症や聴覚障害といった専門分野まで幅が広い
・たまに病院見学などで校外へ行くことも
・実習は3週間
・当時の気持ち「勉強勉強勉強勉強勉強勉強」 - 2年生・基礎的な授業はほぼなくなり、国試に向けた勉強が始まった
・次いで実習に向け検査の練習や評価の方法などに力を注いだ
・実習は9週間
・残りの学生生活は国試一色
当時の気持ち「勉強勉強勉強勉強勉強便利」
以上のような過程を経て、国家試験に臨みました。
※個人の体験です。学校によりカリキュラム等異なる部分がございますが、受験資格というものは厚生労働省のHP記載の通りです。
では、その言語聴覚士と補聴器には、どのような関係があるのでしょうか?
補聴器は、その名の通り「聴こえを補助する機械」になります。単純に「聴こえ」といっても、音の聞こえや言葉の聴き取り、難聴の原因や症状など多岐にわたるので、専門的な部分を把握しておくことがとても望ましく思います。そして言語聴覚士は、きこえや難聴に関する知識も養成課程で勉強します。残念ながら、聴覚分野で働く方が少なく、聴覚に関する知識や経験を十分に重ねることが難しいのも現状ですが、一般の方と比較すると、一定の知識は身についてるのかと思っています。
また、聴覚分野に進む言語聴覚士については、その知識や経験を重ねることができ、言語聴覚士の目線で難聴や補聴器をみることができます。
「難聴以外に何か原因はあるかな?」
「聞き取りはどんなかんじかな?」
「どんな困りがあるかな?」
「補聴器以外に何か有効な手段はあるかな?」
などなど、様々な角度から考える事ができるのは、言語聴覚士の養成学校で経験した授業や実習があるからなのだと思います。
長洲ヒアリングの言語聴覚士は、
耳鼻科での聴力検査の経験が豊富
長洲ヒアリング代表の宮田は、長洲ヒアリングを開業する以前から、耳鼻咽喉科での聴力検査に従事してきました。累計件数は、7,000件以上。補聴器の調整で重要な「耳のきこえ」を測ることにおいては、正確な結果を得る方法を熟知しております。
また、「聞こえ」は、音を聞く力だけでなく、言葉を聴き取る力も関係します。特に補聴器を使用する場合では、言葉を聴き取る力がわからない場合、その効果を推測することが難しくなります。
そして、きこえの測定以外にも、耳の調子が悪い場合や医学的な判断が必要だと思う場合に、速やかに病院への受診を促すこともあります。これは、耳鼻咽喉科での経験があるからこそ、このような対応ができると考えます。
以上のように、病院での経験も活かすことができる補聴器販売店が長洲ヒアリングになります。皆様のお問合せ、ご来店こころより、お待ちしております。
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